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親族の死亡や遺産分割など、遺族で協議を行うことが不動産相続の第一歩になります。しかし、不動産相続は土地や建物の遺産相続、分割、不動産価格の査定、物件管理、税金の相談に至るまで幅広い内容になりますので、相続の流れによって世帯ごとにさまざまな疑問が浮上します。

 

今回は札幌市で不動産相続を手掛ける(株)フィナンシアジャパンが、不動産相続でよくある疑問の紹介や、不動産を放棄するとどうなるか、ローンが残っている時はどうするかなどケースごとに説明していきます。札幌市で不動産相続を検討・相談したい方は参考にしてみてください。

不動産相続でよくある疑問や相談内容とは?


手の上にある家の絵

不動産相続は、資産を引き継げる面では良いことのように思われるかもしれませんが、売却したいと思ったとしても相続人が複数いる場合などでは「遺産分割協議」を行い、遺産を受け取る権利を持つ全員で納得しなければ売却ができません。

 

特に不動産は預金などの資産とは異なり、資産を均等にわけることができないため、相続人の間で不平等が生じる可能性も高いのです。協議が難航した結果、争いや揉めごとに発展するケースも多く見受けられます。この際に話し合いの場として設けられるのが遺産分割協議です。被相続人が生前に遺言書を残していれば、原則遺言書の記載通りに相続することになります。

 

相続人は遺産分割協議に強制的に参加するわけではなく、相続する気がなければ相続放棄することで協議自体に参加する必要はありません。これらの意思を明確にするためにも、誰が相続人で、遺産を相続する意思があるのかを事前に把握しておきましょう。

相続した不動産を放置するとどうなる?


家の模型の後ろで指を掲げてる男性

相続した不動産をそのまま放置しておくことは得策ではありません。

 

特に相続した不動産が空き地ではなく管理を必要とする不動産の場合、固定資産税を払い続けなければなりません。また、手入れをおろそかにした結果、不動産の資産価値を毀損する恐れもあります。

 

また相続した不動産を売却するにしても、短期的に契約がまとまらない、相続人の関係性が複雑で全員の納得が得られないなど、相当な労力や時間を費やすことも想定されます。そのため、不動産相続に関する手続きは早めに対処し、専門家による査定や相談をするようにしましょう。

相続した不動産にローンが残っている時の手続きはどのような流れ?


不動産相続の場合、団体信用生命保険を付けていれば良いのですが、付けていない場合、住宅ローンの返済も相続人に債務として同時に相続されます。住宅ローンは通常の場合、30年前後の長期にわたって返済を行っていくため、完済しているケースもありますが、相続発生時に被相続人に受け継がれることも考えられます。

 

残金の支払いについては、名義書換を行い住宅ローンの返済をしていくか、残債部分を返済するかの選択をしなければなりません。住宅ローンの残金によっては、返済が難しいことも想定されますので、借入先の金融機関に相談をするか、不動産の査定を行い、任意売却によって住宅ローンを清算するなどの対策を講じる必要があります。

 

一方で遺産の査定を行い、相続を放棄するという選択肢もあります。この場合の流れとしては、相続放棄できる期間内に家庭裁判所へ相続放棄の意志を伝えることで放棄することが可能です。相続の有無どちらを選択するにしても、各種手続きを要するため、早めの行動をとるようにしましょう。

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札幌市で不動産相続を検討・相談される場合は、札幌市の(株)フィナンシアジャパンまでお任せください。不動産相続は良いことばかりではなく、遺産分割協議が難航したり、相続した不動産を放置することでデメリットやリスクに発展している事例も見受けられますので、早めの対応を心がけましょう。

 

札幌市の(株)フィナンシアジャパンでは、不動産相続の流れの説明や、売却査定などのご相談も承っておりますので、気軽にお問い合わせください。

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